オウンドメディア構築の5つの目的と1つの永続的なコンテンツ作成法

こんにちは、井村尚弥です。

この記事では自分専用のプラットフォームである、オウンドプラットフォームを構築するために母艦となるオウンドメディア(ブログ)を構築するための考え方や運用方法について解説していきます。

オウンドメディア(ブログ)というと、単なる個人的な記事を公開するためのウェブサイトという認識がありますが、正しくはウィキペディアにもあるように「自社の製品に関して発信する媒体」です。

オウンドメディア(owned media)とは、自社発行の広報誌やパンフレット、カタログ、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。

ウィキペディア

そこで、この記事ではビジネスとしてオウンドメディア(ブログ)を運用していくための方法や、オウンドプラットフォームを構築して運用が滞らないためのスタートダッシュの切り方や継続する方法についても解説します。

この記事を理解し、オウンドメディアを構築することにより、SEOでアクセスを集めるだけでなく、あなたのコンテンツの集積所として見込み客を魅了する場所とすることができ、より関係性の高い読者と取引ができる可能性を広げます。ぜひ最後までお読みください。

このページで確認できること

オウンドメディア(ブログ)構築の5つの目的

オウンドメディア(ブログ)の目的
オウンドメディア(ブログ)の目的とは

まず最初にオウンドメディア(ブログ)の構築目的を明確にしておきましょう。

SEOを駆使してアクセスを集める

まず最初の目的は当然ながらウェブ上で検索されるキーワードにマッチした記事を公開して、検索した読者をブログに呼び込むことです。SEOとはSearch Engine Optimization、検索エンジンの最適化施策という意味で、世の中で検索されるキーワードに適した記事を公開することでアクセスを集めることです。

詳しいSEOの知識は別記事で記載しますが、まずは検索したお客様を集める場所と覚えておいてください。

見込み客へブログ記事を提供し価値を提供する

次にSEOでアクセスしてきた読者に価値を提供することです。

例えば「犬 しつけ」という検索キーワードでは、記事内で犬のしつけ方について解説記事を公開することになります。また、「プラグイン オススメ」というキーワードであれば、基本的にはWordPressのプラグインで何を入れた方が良いかという記事を公開します。

また、「価値」については明確な指標をGoogleが示しています。それは、「検索者の問題を解決すること」です。先の事例を使うと、犬のしつけ方について種類や自分の行うべきしつけ方法を理解することが一つの解決かもしれませんし、プラグインについては、そのページを見れば必要なプラグインが全て乗っている必要があります。

そのような形で読者の問題を解決し、価値を提供する記事を公開していきます。

あなたの価値観に共鳴した読者を見込み客に変換する場所

また、コンテンツビジネスを行う場合、記事内に特別なコンテンツを提供するページ(ランディングページ:以下LP)のリンクを設置して読者をLPに誘導し、メールアドレスと交換でさらに価値を提供することで見込み客に転換することができます。

取得したメールアドレスにはステップメールを使って順番に価値を提供し最後になんらかのオファーを行い商品を販売します。

商品の販売有無に関わらず取得したメールアドレスは相手から解除されない限りは何度でもメルマガを送ることができ関係を構築することができ定期的にセールスを行うことができます。

つまり、あなたのビジネス資産になっていきます。

あなたの全てのコンテンツの素材がブログに集約される

ブログには全てのコンテンツの素材が集約されるべきです。つまり、あなたの提供しているコンテンツやオンラインコースのレッスンのスクリプトを提供したり、メルマガ読者しか読めない過去のメルマガを公開するなど、あなたの知識や考え方を全てストックしてメニューなどで辿れるようにしておくべきです。

あなたのブランドイメージを決める場所

私がネットビジネスを開始した10年前に比べてWordPressのテンプレートは進化しており、有料テンプレートを使えばおしゃれで信頼性のあるサイトが作れます。また最近はモバイル向けの最適化も進んでおり、スマホでページ表記する際もレスポンシブデザインが導入されているのであれば、スマホユーザーにも読みやすい表記をしてくれます。

なので、オウンドメディアはカスタマイズすることも可能ですが、有料テンプレートを購入して余計な工数をかけずに最初からビジネス向けに整えた状態でスタートすることをお勧めします。

オウンドメディアを半永久的に運営するための2つの戦略

オウンドメディアを半永久的に運営するための戦略
オウンドメディアを半永久的に運営するための戦略

オウンドメディアの構築の目的を理解したら、実際の運用方法をあらかじめ決めておく必要があります。

オウンドメディアをスタートダッシュさせる戦略

オウンドメディアをスタートダッシュさせる戦略

オウンドメディアは構築しただけではほとんど記事が入っていません。このままでは外部からのアクセスは期待できませんので、最初から投稿する記事の戦略を決めておく必要があります。

参考:モジュール2:副業ビジネスで着実に結果を出すための4つのステップ

モジュール2で作成してきたコンテンツを文字起こししてブログ記事にする

モジュール2ではココナラ、Udemyでコンテンツビジネスをスタートする方法を解説しましたが、そのプラットフォームで販売するコンテンツを文字起こししてブログ記事にして公開するのが一番早く記事数を増やす方法です。

「コンテンツをコピーするなんてずるい、詐欺じゃないか!」と思う方も一部いるかもしれませんが、全然そんなことはなく、これはマルチユースという立派なビジネス戦略です。

ココナラやUdemyで購入するお客様があなたの記事を読んでいることはほとんどなく、さらにUdemyは動画コンテンツですが、オウンドメディアはテキストベースですからフォーマットも違います。

せっかく作ったコンテンツであれば、いろんなところで見てもらえるように活用する。それがマルチユース戦略です。

まずはこの方法でオウンドメディアの記事を増やしていってください。

オウンドメディアを継続的に運営するための戦略

これもスタートダッシュ戦略とほぼ同じです。

Udemyコースのレッスン内容やスクリプトをブログ記事にする

私のオウンドプラットフォーム戦略における重要な集客口の一つはUdemyです。

Udemyは他記事で書きましたが、ボーナスレクチャーでリスト取りが公式に認められています。お金を払ったお客様がメルマガ登録するわけですから、これ以上濃いお客さんはいませんのでこの仕組みを使わないわけにはいきません。

ですから、Udemyでは継続してオンラインコースを提供する必要があり、その度に数々のレッスンを生み出すわけですから、この仕組み上コンテンツが絶えることはありません。

メルマガのビジネスメルマガ、パーソナルメルマガのコンテンツをリライトして掲載する

次に毎週のメルマガ配信を行なっている場合は、そのコンテンツをブログに掲載します。そのまま掲載しても構いませんし、リライトして問題解決するような流れにしてタイトルもSEOを意識するようにすれば立派な記事になります。

また、メルマガ記事は主にSEOというよりも、メルマガに登録するとどんなメールがもらえるのか事前に確認する場にもなりますし、パーソナルメルマガであればあなたの人間性を伝えることができます。

Udemyコースのコンテンツやスクリプトを起算とする7つの理由

ここまでオウンドメディアの半永久的に運営するための戦略としての軸をUdemyと書かせていただきました。それには理由があります。

  1. Udemyではあなたの強みとなる需要のあるコンテンツを提供している
  2. スクリプトをブログ記事と書くことができ伝える内容の整理ができる
  3. スクリプトの内容が精査されるのでUdemyコースの品質も同時に上がる
  4. スクリプトを用いてUdemyレッスンを収録するので言い淀みなく高品質なコンテンツを提供できる
  5. 結果的にUdemy講師として高品質なコンテンツを提供する講師としての地位を確立できる
  6. Udemyコースの評価や売上が上がれば、ボーナスレクチャーを通じてあなたのリスト資産となる
  7. リスト資産が増えればビジネスの安定度が増す

ここまで講義を順番に確認いただいた方であればご理解いただけると思いますが、コンテンツビジネスを構築する最初のステップはココナラやUdemyで商品を販売してみることです。つまり、最初から有用なコンテンツを生産しているわけです。

そこで作ったコンテンツをココナラだけ、Udemyだけに使うのは非常に勿体無いですし、私たちは個人として活動しているので使える時間に限りがあることを考えると一つのコンテンツをマルチに使っていくのは絶対にしなくてはならないことです。

繰り返しになりますが、Udemyはメールマーケティングにも使えて集客装置としても使える非常に有用なプラットフォームですから、初期段階のコンテンツビジネスでは必須アイテムです。

で、Udemyで高品質なコースを作るためにスクリプトは作ったほうがいいですし、私のこの記事もスクリプトを書く過程として書いています。頭の整理にもなりますし、伝える順番も整理できます。

そして、作ったスクリプトを使ってUdemyコースを作るとUdemyで販売されてボーナスレクチャーで読者登録が生まれるという循環が生まれます。

この循環を作るためにもオウンドメディアとUdemyの連携が欠かせないわけです。

まとめ

summary

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事では自分専用のプラットフォームである、オウンドプラットフォームを構築するために母艦となるオウンドメディア(ブログ)を構築するための考え方や運用方法について解説してきました。

オウンドメディアの構築目的は以下の5つでした。

  • SEOを駆使してアクセスを集める
  • 見込み客へブログ記事を提供し価値を提供する
  • あなたの価値観に共鳴した読者を見込み客に変換する場所
  • あなたの全てのコンテンツの素材がブログに集約される
  • あなたのブランドイメージを決める場所

従来のオウンドメディアは単にブログを意味していましたが、私の考えではオウンドプラットフォームの母艦または旗艦として全てのビジネスの中心となるべきメディアと考えています。

なので、アクセスを集めることも当然ですが、読者にあなたの考えや価値観を理解してもらい、ファンになってもらい、全てのあなたのコンテンツがみられる場所であり、あなたのビジネスについて読者に印象付ける場所として真剣に運用を考えていきましょう。

また、運用方法については、基本的にココナラやUdemyで作成したコンテンツやコース内容をテキスト化して掲載することで新たなリソースを使わずにオウンドメディアのコンテンツを増やす方法についてお伝えしました。

参考:モジュール2:副業ビジネスで着実に結果を出すための4つのステップ

ただ、それだけではなく、あなたのプライベートな一面も載せていただきたいのでメルマガの内容なども掲載していきながらコンテンツ内容を充実させていきましょう。

では次の記事では具体的なオウンドメディア構築に必要な知識や手順についてお伝えしていきます。

ではでは!

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