こんにちは、井村尚弥です。
この記事では綿密に立てた事業計画を着実に進めるために報酬感覚プランニング 実践編として、デイリータスクを実行するときに役立つ2つのツールとその運用方法についてご紹介します。この方法を実行すれば、せっかく立てた目標や事業計画が絵に描いた餅になることはなくなり、毎日タスクをこなすことであなたの自信は日々確かなものになり、最終的な長期目標を達成できるようになります。
目標を達成することで得られる価値は人それぞれですが、例えばこのブログで紹介している将来の不安を解消する経済的自由を手に入れ、付き合いたくもない上司や取引先との関係を切り、せせこましい都会生活とおさらばし、地元の自然豊かな環境に戻って好きな仕事をしながら子供を育てることもできます。
そのような未来の目標を達成したいとお考えの方はぜひこの記事だけでなく、関連記事も併せてご確認ください。きっとあなたの隠れた能力を引き出せると思いますよ。
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タスクの実行:ほとんどの人の最大のハードル
ここまで副業でコンテンツビジネスを実行し将来的に経済的自由を得る全体像を理解し、成功率を上げるためのマインドセットや倒れない計画を作ってきましたが、はっきり言いますが、ここまでは誰でもできます😅
ある程度能力のある方であれば事業計画は作れるんです。
しかし、多くの人が脱落するのは、実行段階です。ほとんどの人は素晴らしい計画を作るものの、実行段階になると会社のような上司や取引先のような監視役もいません。なので、副業という一人ビジネスという性質上、監視役を自分でする必要がありますが、これが本当に難しいわけです。
苦しくても大変でも本業をこなしていれば生活はできるわけですから、それ以上苦しい思いをしてビジネスをしなくてもいいじゃない?と一度でも思ってしまえば、あなたが作った素晴らしい事業計画は無になります。
では、このように実行段階で倒れてしまうのは本人に能力がないからでしょうか?
私は違うと考えています。単に仕組みがないから倒れてしまうだけです。仕組みがあれば誰に強制されたわけでもなく、自分で自分をコントロールしてタスクを実行して事業を前に進めることができます。
その秘訣を2つのテクニックとして紹介します。
- 報酬感覚プランニングデイリータスクシートの実行可能性を高める方法
- 集中力を妨げる原因を排除するツールを導入する考え方
1つ目は前記事でも紹介した報酬感覚プランニングのデイリータスクの使い方と実行可能性を高めるためのカスタマイズ方法について紹介します。
2つ目は、とはいうものの「人はサボる生き物」という前提に立ち、サボる状態を強制的にブロックし、集中力を上げるためのツールを紹介します。
報酬感覚プランニング 実践編:デイリータスクをカスタマイズする
今までご紹介した報酬感覚プランニングの記事は基本的に長期計画やタスクを実行に移す仕様のものを使っていました。ターゲット、重要度チェック、具像イメージング、リバースプランニングの4つを書いていくことで5年計画を1年、四半期、月間、週次、デイリーに分解することができるという内容です。
しかし、実際に日々のタスクをこなすとなると、この要素にさらに3つ加える必要があります。
- 障害コントラスト
- 障害フィックス
- 質問型アクション
障害コントラスト
障害コントラストとは、脳に「目標は達成されていないよ」と知らせるためのものです。脳は達成されていない目標での達成されたものとして認識してしまうので、「達成していない」ことを明確に脳に伝える必要があるわけです。
そのために、デイリータスクのターゲットを達成する過程であなたの作業を邪魔することを書いておく必要があります。それが障害コントラストです。
具体的には、これまで作業しようとしてできなかった苦い経験を書くと実感が湧くでしょう。例えば、こんな感じです。
- YouTubeを見てたらいつの間にか2時間たって作業ができなかった
- Amazonで欲しい商品を色々比較したら1時間使ってしまった
- 今不要なデジタル機器やアイテムについてAmazonレビューを真剣に見て2時間使ってしまった
この例は私の過去の事例です。あなたにも同じような経験はあるんじゃないでしょうか?😅
さておき、このように思ったように作業できなかった時の障害となったものをリスト化して、「これが私の作業の障害になりうる」と明記しておきましょう。
障害フィックス
次に先ほどリストにした障害コントラストが起こらないように対策を立てる必要がありますよね。それが障害フィックスです。
例えば、「資料の提出が遅れて上司から30分怒られる」という障害コントラストがあるとすれば、「上司に資料の締め切りを確認する」とか、「締め切りより1日早く資料を出す」というのが障害フィックスになります。
先ほどのYouTubeやAmazonで時間を浪費するという障害コントラストに対しては、仕事中はYouTubeを開かないとか、YouTubeを見る時間を夜22時の寝る前に視聴する、などの対策を考えることもできます。
とはいえ、現代では刺激が多いサイトは多いですから、一つ一つ対処するのは大変かと思いますので、後ほど秘密兵器を紹介しますね。
質問型アクション
最後にデイリータスクを実行するためにスケジュールを入れるのですが、その際に以下のフォーマットを使いましょう。
疑問文を使うのは脳に作業が完了していないことを知らせるためです。
というのも、何度かお伝えしましたが、脳は現実と予定の区別ができません。例えば「ブログを書く」というタスクをスケジュールしたとしても、それが未完了なのか完了なのかを区別できないのです。そのために疑問形にして作業が終わってないことを脳に伝え、タスクへ意識を向けるわけです。
この質問文形式のタスクをGoogleカレンダーに入れていけばいいだけです。Googleカレンダーの基本設定として10分前にリマインダーがセットされていますから、予定時間の10分前にパソコンやスマホに通知されますから、その通知に従い作業を行いましょう。
なお、このタスクについては朝起きた後の10分くらいで入れてしまうことです。デイリータスクとはその日1日の予定を組むことですから、朝イチにやらないと意味ないですよね。
報酬感覚プランニング(デイリータスク)のカスタマイズ方法
ここまで報酬感覚プランニングのデイリータスクの設定についてご説明しましたが、実際に運用してみるとカスタマイズが必要な点がいくつかあります。主に以下の2つです。
- タスクの完了時間を設定してダラダラと作業しないようにする
- タスク進捗や実際の作業時間に応じて日々のタスクや中長期のプランを変更する
それぞれ説明しますね。
作業をするときにタイムリミットを決める
人は時間制限ないといつまでも作業を終わらせない習性を持っています。これをパーキンソンの法則といいます。つまり、時間を決めずに作業するといつまでも終わらない、という状態になるということです。
サラリーマン時代を思い出すと期限を決められなければいつまでもダラダラと資料を作ることってありませんでしたか?私は結構ありました。その度に上司や先輩に怒られていましたよ。
この対策として有効なのは制限時間を決めることです。すると質問型アクションは以下の通りになります。
つまり、デイリータスクの質問型アクションに「制限時間」を加えるとこの作業はあと何分で完成させる必要があると認識でき、多少オーバーしたとしても、設定しない時にダラダラやるよりは格段に早くタスクは完了します。
タスクは日々柔軟に修正していく
これは、前の記事でも書きましたがスケジュールで1時間の作業と設定したのに3時間かかってモチベーションが落ちるなどの事象を防ぐために、以下の2つの対策をご紹介しました。
- 日々の作業の中で定期的な作業の実態が見えるので次回以降の作業予定時間は過去実績に合わせる
- 週間計画のリバースプランニングをノートアプリ右側に表示してデイリータスクでこなせそうにないものは重要度が低いものから後ろにずらしていく。ただし、月次目標に関連性のあるものはずらさずに優先的にタスクを消化する
とはいえ、月次、四半期毎で全体的な計画が完了できるか確認し、優先度の高いものを期内に完了させるよう調整するなど自分自身に納得感のある調整を行うことが重要です。
集中力を妨げる原因を排除して強制的にタスクを実行する方法
デイリータスクで障害コントラストや障害フィックス、質問型のタスクをGoogleカレンダーに入れたとしても十分ではありません。最後の仕上げとして強制的に作業する仕組みを導入しましょう。
具体的なツールは3つあります。
- 時間浪費サイトをシャットダウンするツール
- 集中力を高めるミュージックアプリ
- 仕事モードを作るスタンディングデスク
詳細に説明していきます。
時間浪費サイトをシャットダウンするツール”Freedom.to”
まず最初に絶対的におすすめしたいのが”Freedom.to”というツールです。
Freedom.toについてはブログ記事にまとめていますので登録の仕方や使い方についてはそちらをご覧いただきたいのですが、このツールはタスクをこなしたかったら絶対に導入したほうが良いです。
というのも、やはり理性を働かせてタスクをこなそうとしても、どうしても感情的に確認したくなってAmazonとか見てしまうんです。私のアルアルです。もうどうしようもないんです。
あのAとBのUSBハブと違いはなんだっけ?みたいな後で確認すればいいことをその瞬間に確認したくなる衝動がありませんか?私は何度もありますし、その度に30分では済まず、1時間くらいは余裕で消費します。見てると今までやっていたタスクよりこっちの方が重要に思えてきちゃって止まらないし、諦めるしかないわけです。それが何度も起きたらビジネスが停滞することは目に見えています。
そこで、強制的に一定時間サイトを見れないようにしてしまえばいいということで提供されているのがFreedom.toです。年間数千円のツール代を払うだけで膨大な量の無駄な時間を発生させずに済むわけです。
ちなみに、Freedom.toではLocked Modeという後から一切変更ができないモードがありますから、「でもちょっとだけよ」という誘惑もブロックできます。
集中力を高めるミュージックアプリ”Brain.fm”
こちらはFreedom.toに比べれば優先順位は低いのですが、でも導入した方がいいオススメツールです。私はタスクを開始するとき必ずAirpodsかヘッドホンをしてBrain.fmを流しています。
Brain.fmは詳しくはブログで記事にしていますので詳細は省きますが、使って思うのは最初はどうなんだろう?と思っていたのですが、聴き始めて10分くらいで急激に集中力が上がり、時間を忘れるくらいタスクに集中できます。
サウンドも色々とあり、私は自然の音が好きなので雨音や雷、風、川、森、のミュージックをいつも流しています。実際の環境音と脳科学で集中できる周波が活性される波長の音楽が重なり合っている感じです。何度も聞いていると違和感がなくなり、たまに聞かずに作業することもありますが、違和感を感じるようになるくらい癖になりますw
仕事モードを作るスタンディングデスク
コロナ以降リモートワークが増えて自宅で座ってばかりの方は多いはずです。座ると楽ですが健康には良くないと言われています。寿命にも関係するとか怖い話もあります。それに座っていると昼食後なんかは眠くなりますし、ダラダラすることもあるので、集中力が高く維持することは基本的に難しいと個人的に感じています。
だとしたら、集中力と健康をダブルでゲットできるスタンディングデスクを導入しちゃえばいいんじゃない?ということで、私は数年前からスタンディングデスクを導入しています。スタンディングデスクで健康を実感できるかというと、確かに立ちっぱなしなので当たり前に足が疲れます。
でもよく考えると人気ラーメン店の店主ってみんな痩せてますよね。多分食事もラーメンやチャーハンを食べているはずなのに、、、彼らが痩せてるのは、常に立ち仕事をしているからじゃないの?って考えるとスタンディングデスクは健康的かわかりませんが、肥満防止には有効そうです。
さらに、ある記事ではスタンディングデスクを導入することで、仕事モードのスイッチを入れることができるとも言われています。確かに座っているとあまり仕事に集中できませんが、スタンディングデスクにすると仕事をせざるを得ませんから自ずと仕事モードになります。今も先ほど近くの蕎麦屋で大盛りそばを食べて眠くなってもおかしくないのに、40分近く記事を書いています。
まとめ:デイリータスクを実行できればビジネスは前に進む
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事では作成したプランを実行に移すときに必ずぶち当たるデイリータスクの実行課題について、具体的な課題と解決方法をご提示しました。
- 報酬感覚プランニングのデイリータスクを応用的に使う方法
- 人間はサボる生き物だと理解して必要なツールを導入する
この2つを実行すればほぼ間違いなくタスクを実行できるようになります。私が実際になかなかタスクを消化できなくて編み出した技なのであなたにも効果があるはずです。
この記事までがモジュール2:着実に結果を出すための4つの行動指針になります。他の3つは以下の通りです。まだ内容を忘れてしまった方は復習も兼ねてチェックしておいてくださいね。
ではでは!
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