こんにちは、井村尚弥です。
この記事ではコンテンツビジネスの始め方として、どんな分野のコンテンツでビジネスをすべきかを判定するためのワークの紹介とワークの結果に基づいたビジネスのスタートの仕方について説明します。
これらを理解することであなたは結果のでないビジネスに参入し失敗してしまうリスクを回避し、あなたの強みに基づいたニーズのある分野でビジネスをスタートできますので、最短距離で結果を得ることができます。
この記事の流れとしては、
- ワークを実践する
- その結果に基づいたビジネスをスタートさせる
という非常にシンプルなものになっています。前半のワークは飛ばすことなく、実践して得意分野と市場のニーズを合致させて間違いのないビジネスをスタートさせてください。
ぜひこの記事に書いてあるワークをこなし、最短距離でコンテンツビジネスでの結果を出し、次のステージに進めるようになっていただきたいと考えています。
では早速スタートしていきましょう。
コンテンツビジネス 始め方:失敗しないためのワーク
それではまず最初にコンテンツビジネスで失敗しないためのワークとして「あなたの資産の棚卸」を実践していただきます。
なぜこのワークが必要なんですか?
「あなたの資産」はお金や不動産や株式などを指しません。あなたの無形資産として眠っている「得意分野」を棚卸して、そのスキルや知識が市場にニーズがあるかをチェックすることがこのワークの目的です。
例えば、「爪の切り方」というようなもしかしたら一部にニーズがあるスキルでも、市場の規模が全くなかったらあなたがサービスやオンラインコースを販売しようとしても全く売れない状態になります。商売の大原則は「ニーズのあるものを販売する」ことです。
間違ってもニーズのないものに執着して時間とお金を無駄にすることがないようワークを実践してください。
Step1:今までの人生で長い時間を費やした特技、趣味、専門分野を洗い出す
まず最初にあなたの人生の中で長い時間を費やした特技、趣味、専門分野を洗い出します。
例えば、会社の業務で経理を10年以上経験した方であれば、経理処理の知識は一般の方よりあると言えます。中小企業や個人事業主の中には、一人社長で経理知識が乏しく誰かに助けてもらったり、知識を授けて欲しいと思っている人がたくさんいます。(私もその一人です)
というように、長くその分野の経験が積み重なると一般的には専門家になる傾向が強いわけです。
もちろん、この段階でブレインストーミングして紙やテキストに箇条書きで書き出していただいても結構ですが、一応以下のカテゴリーに分けて整理して書き出すと思った以上のコンテンツが出てくるかもしれませんのでぜひ利用してみてください。
学生時代に経験したこと
例えば、語学なんかがこれにあたります。
もしかしたら大学でもっと専門性の高い知識を学習したかもしれません。語学に関して言えば、海外留学をしたことがある、TOEIC900点以上持っている、帰国子女である、などのステータスがあれば大きなアドバンテージになりますから、もしその言語にネガティブな感情がなければ一つの選択肢として英語を選択してもいいでしょう。
社会人で長く専門分野に従事した経験を活かす
たぶんここが一番多いかもしれません。ほとんどの人は高校や大学を卒業すると企業に就職します。企業に属しながら専門的な知識を得ることができます。多くの人は会社の仕事に対してネガティブな感情を持っているのでスキルを前向きに捉えることができませんが、ビジネスとして考えれば非常に大事になります。
例えば、以下のような事例があります。
- 会社で広告部門にいてGoogle広告を担当していれば、Google Adwardsに関する専門知識や運用方法について知識が深いかもしれません。
- また、先ほど事例として挙げた経理業務もそうです。
- 法人の経理知識についてはお金を払って顧問を雇うくらいニーズがあります。
- さらに、エンジニアとして働いていて、サーバー構築や保守、ネットワークについて詳しければ、これからビジネスでサーバーを利用する中小零細企業の経営者にとっては喉から手が出るほど欲しい情報になります。
こんな感じであなたが会社で日々こなしている仕事は、とても専門性が高くニーズが高い場合が多いです。「こんな知識でいいのかな」というマインドブロックは外してあなたが経験した業務やツールなどを全て書き出してみてください。
人生を通して学んでいること
学生時代でもなく、社会人限定の話でもなく、趣味だったり、特技があれば、それも重要なスキルです。
例えば、絵を描く趣味があれば、人のために絵を描いてあげたり、絵の描き方を教えたりということができます。
趣味は人生通して実践していることなので、いわばライフワークなので仕事と違い、今後も続けることができますし、好きなことですから続けることがモチベーションにもなります。趣味をビジネスに繋げられれば一番いいかもしれません。
Step2:ニーズ調査1:実際に売れるスキルかチェックする方法
Step1であなたのスキルや趣味、特技について洗い出したら、実際にそのスキルに市場がありビジネスを行えるかチェックする必要があります。この必要性については前半で書きましたが、ニーズのない商品は売れることが滅多になくビジネス失敗の原因になりますから、そのリスクを回避するためにリサーチする必要があるわけです。
書き出した全部のスキルについて調査する
書き出したスキルの数はかなり多いかもしれません。だとするとリサーチも大変、、、と思われたかもしれません。しかし、このリサーチというのは「ダイヤの原石を探す」作業と一緒だと思ってください。
書き出したスキルの中にはニーズのないものもありますが、ニーズが高く売れる商品が隠れている可能性があります。その隠れたヒット商品を見つけることができたらいいですよね?そのヒット商品を見つける作業がリサーチです。
ココナラ、Udemyで商品があるか需要はあるかをチェックする
チェックするのは、大手のプラットフォームで行います。
まず最初に行うのは、ココナラでサービスが販売されているかをチェックします。ココナラではマニュアルやオンラインコンテンツだけでなく、代行サービスもあるので幅広く需要を確認できます。
検索窓にあなたのスキルを入れて検索するだけです。販売されている商品があれば、その販売数も合わせてチェックします。販売されている商品のページを見ると販売数も確認できるので需要の多さを確認することができます。1ページ目に数十以上販売実績がある商品が複数あるようでしたら需要ありと判断してOKです。
また、オンラインコースを販売したい場合はUdemyをチェックするのが良いでしょう。Udemyは世界でも有名なプラットフォームなのでここを見るだけでも売れるオンラインコースがわかります。
これも同じように検索窓にスキルに関するキーワードを入れて検索するだけです。Udemyは販売数はわからないですが、レビュー数があるのでそこでチェックします。100以上の評価を集めている商品があれば需要ありと判断できます。
また合わせてカテゴリーでどんな商品が出ているのかチェックしておくと、商品のネーミングやセールスページでのコピーライティングなどを参考にすることができます。一粒と二度美味しいのでぜひ合わせてやっておいてください。
Step3:ニーズ調査2:ソーシャルメディアで需要のあるコンテンツかチェックする方法
プラットフォームで商品ニーズがつかめればOKなのですが、合わせてSNSでの動向も押さえておきましょう。というのも、SNSではお客様の生の声を聞けることもあるので、その悩みについてお客様が実際に使っている言葉をセールスページに使えば成約率高くすることもできます。
調べるべきSNSは以下の3つです。
- YouTube
- Facebookグループ
- Yahoo!知恵袋
YouTubeは再生回数1000回以上の動画があることをチェックしておきましょう。また、その動画の中のコメントも拾える情報があるので合わせてチェックしておいてください。
Facebookグループはまさに情報交換の場になっているので、質問やその回答を参考に商品を作ることもできます。
最後にYahoo!知恵袋は少し毛色は違いますが、深い悩みが書かれてることが多くその書き込みのフレーズもかなり参考になります。
ぜひこの3つのサイトはブックマークして常にチェックするようにしてお客様のニーズ把握に努めてください。
Step4:ワークまとめ
ワークについては以上になります。
- あなたの資産の棚卸をする
- プラットフォームで販売されている商品をチェックする
- SNSでどんな悩みや回答のやり取りがされているのかチェックする
棚卸しで書き出したスキルは一つ一つきちんとプラットフォームとSNSのチェックをするようにしてください。なんか売れそうなものだけやろう、というとそれはあなたの先入観に基づいたものになってしまい、市場とのズレが生じビジネスが回らなくなる可能性がありますので。
以上が、コンテンツビジネスで失敗しないためのワークでした。
ワークでスキル有判定になった人が取り組むべきこと
コンテンツビジネスで失敗しないためのワークを実践し、販売できる、ニーズのあるスキルが見つかった人は実際にビジネスの構築をスタートしていきます。詳しくは「モジュール4: コンテンツビジネスで小さな成功にレバレッジをかけてスケールさせる5ステップ」を確認してください。
ここでは次のステップに行く前に概要をお伝えします。
コンテンツビジネスにおけるスキルとは
まず最初におさらいですが、コンテンツビジネスのスキルによくあるものをご紹介しておきます。
もちろんこれ以外でも先ほどのワークで需要がある分野のスキルはぜひ積極的にビジネスとして推進するようにしてください。
プラットフォーム(Udemy/coconalaなど)でビジネスをスタートさせる
こちらも詳しくは別記事でご紹介しますが、需要があるスキルが判明し、それがあなたの得意分野なのであれば、ビジネスをスタートすることができます。その際は、既にあるプラットフォームを使って実際に商品やサービスを販売して少しでも実績を積むことを優先的に考えてください。
というのも、実際にお客様と有料サービスを販売し、その中でのやり取りを行わないとお客様の本当に望んでいるニーズは理解できない可能性があるからです。
具体的には、Udemyでオンラインコース、ココナラでサービスを販売して少しずつ実績を積んでいきます。詳しくは別記事で。
ワークでスキル無判定になった人が取り組むべきこと
ここを読まれている方はワークの中でニーズのあるスキルがないと思われる方になります。しかし、全然気にする必要がありません。なぜなら、逆にニーズのある分野で実績を作っていけば最初から大きな売り上げを構築することも可能だからです。
既にニーズのある稼ぐ系の分野の副業ビジネスでスモールスタートを切る
既にニーズのある稼ぐ系の分野とは、その名の通りですが、ネットビジネスで情報発信者がたくさんいる分野のことで、ここに参入していきます。具体的には、物販かアドセンスです。
「既に多くの実績者がいる分野なのに大丈夫だろうか?」と心配する必要はありません。
なぜならその分野のお客様は上級者から初心者まで様々いますし、あなたのような初心者よりちょっと上のレベルの人は、初心者向けのコンテンツやサービスを提供すればいいからです。なので、コンテンツビジネスを主軸に置く方は以下の注意点を心を留め置いてください。
その副業に集中してもらうことは全然OKですが、基本はコンテンツビジネスにつなげるための戦略なので物販であれば月1万円、アドセンスであれば月1000円の利益が出た段階で、それ以上作業量を増やさずにコンテンツビジネスにシフトするようにしてください。
ただし、経験値を下げないため手がけたビジネスはスモールに並行して進めるようにした方がいいです。
資金がある人におすすめのネットビジネス
資金が30万円くらいある方は物販(転売)で最初の実績を作るのが早いです。資金は現金に限らずクレジットカードでも構いません。
物販は仕入れて販売するだけなので、販売価格をAmazonやヤフオクで調べれば、仕入れ価格が自ずとわかります。
アドセンスなどのサイト立ち上げで実績作る場合は、アクセスを集めるために早くて1ヶ月、標準的な期間だと3ヶ月から6ヶ月かかりますのに比べて物販では最短数日で売上を作ることが可能なので、初動の速さが大きく違います。
資金がない人におすすめのネットビジネス
手元資金やクレジットカードがない方は、アドセンスに取り組みましょう。アドセンスはサイトにアクセスを集めるだけでGoogleから広告報酬をもらうことができます。最初にかかるコストも2,000円、毎月1,000円程度と小さな資金でもビジネスをスタートできます。もちろんPCは必須ですが。
世の中にはアドセンス報酬1000円でも情報発信して月収100万円を達成している人もいるので、まずは月1000円を目指してみてください。
もし最速でアクセスを集めるノウハウを知りたければ以下でそのやり方を学べます。
まとめ:自分の強みを把握して最短でスモールスタートを切る
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事ではコンテンツビジネスの始め方として、どんな分野のコンテンツでビジネスをすべきかを判定するためのワークの紹介とワークの結果に基づいたビジネスのスタートの仕方について説明しました。
これらを理解することであなたは結果のでないビジネスに参入し失敗してしまうリスクを回避し、あなたの強みに基づいたニーズのある分野でビジネスをスタートできますので、最短距離で結果を得ることができます。具体的には、以下の流れでタスクをこなすだけです。
- あなたの経験の資産の棚卸を行い強みを掘り出す
- 掘り出した強みの中からニーズのあるものをリサーチする
- ニーズのある強みがある人はプラットフォームで販売を開始する
- 強みが見つからない人はニーズのあるノウハウを実践し強みを作る
強みの深掘りの仕方とコンテンツビジネスのスタート方法については以下のレポートにまとめていますのでぜひダウンロードしてみてください。
以上です。ではでは!
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