こんにちは、井村尚弥です。この記事は起業ステップ2として、顧客の理想像(ペルソナ)を設定して反応の高い情報発信、コンテンツ制作をする基盤を構築する方法をお伝えしていきます。
様々なマーケティング系の本には必ずこの章があります。今私が読んでるTRAFFIC SECRETS(ラッセルブランソン著)にも書いてあります😅
顧客の理想像(ペルソナ)を明確にしなさい!
何度も何度も出てきます。そもそもマーケティングの古典的な書籍に出ているというのもありますが、ペルソナがマーケティングに効果があることも理由の一つです。
なので、前回の自己分析以上に気合を入れて顧客の理想像を固めていってください。
また、前回のステップ1でもお話ししましたが、重要なのは、
ビジネス構築のポイント
- 理想の顧客を引き寄せる
- もともとあなたのレーダーに入るべきでなかった客層を除外する
ということですから、理想の顧客を引き寄せるだけでなく、
ということも意識しなくてはなりません。
お金が欲しいからと全員に対しておべっかを使ってセールスしようとすれば総スカンを喰らうことになります。この点はぜひ気をつけて進めてくださいね。
ではスタートしていきましょう!
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ペルソナをうまく設定するコツ
最初にあなたにペルソナをスムーズに設定するためのコツをご紹介します。それは、、、
過去の自分を理想の顧客にする
ということです。
人の考えていることは想像するか、ネットリサーチするか、直接聞くかのどれかになりますが、どれも信憑性に欠けると思っちゃいますますよね。
だとすれば、最初から自分をペルソナにして設定内容を書いていけばいいだけです。
- あなたの過去の状況
- あなたが過去に悩んでいたこと
- あなたが過去にした失敗談
- あなたが何をきっかけに変わることができたのか
- あなたがその何かに出会ったきっかけは?
- あなたが困っていた時に欲しかったものは何?
という感じで自分をペルソナにすれば、顧客の理想像がスルスルと設定できてしまいます。
ぜひこの方法を活用してダッシュでスタートしてください!
理想の顧客をリアルに設定する
さて、最初に行うのは、顧客の状況をリアルに設定することです。
以下のフォーマットに沿って、それぞれの項目を埋めていくだけで内容が決まっていきますからぜひすぐにノートやEvernoteに書き出してください。
- これまでの経歴
- 現在はどんな状況にいるか?
- 今何をしたいと思っているか?
- 年齢
- 住所
- 既婚か独身か
- 子供はいるか
- 今困っていることは何か?
- 世代
- 年収
- 毎月自由に使える金額
最後の毎月自由に使える金額というのは面白いですよね。
しかし、会社員や主婦だと限られた収入の中でいろんな必要なお金を使っていくので自由になるお金って少ないじゃないですか。
あなたの場合は、毎月のお小遣いはいくらもらっていますか?
私は、このお小遣い制というのが嫌でビジネスやってます。。。😅
(基本的に無駄遣いは嫌いなので毎日キャッシュフロー帳をつけてお金は管理してました)
話を戻しますが、この設定は曖昧に書かないようにしてください。
例えば、40代男性とか。これだと顧客の顔がイメージできません。
できる限り顧客を鮮明にするために、ウェブで拾った顔写真を貼っているマーケターもいるくらいですから、彼らに見習ってできる限り明確化してくださいね。
例えば以下のように。
拓也さんの場合
拓也は41歳。結婚して10年、小学生の子供が一人いる。
新卒からずっと東京で仕事をしており、それなりの収入がある。年収は700万円。しかし、年齢的にも昇進の可能性は狭まっており管理職になるにはまだまだ試練が必要。
しかも、昨年新築住宅を小田原に購入し、毎日往復3時間の通勤が辛い。本当はもっと近場のマンションでも良かったが子育て環境を重視した。ただ、代償は大きい。。。
さらに、子供が大きくなるにつれて将来の学費ややりたいことにお金がかかるし、自分たちの老後に必要な貯金もままならない。
また、妻は浪費家で家計をやりくりしているようで、好きな洋服とか購入しているようで貯金額も増えていかない。お金に関して議論すると関係性が悪くなるので話しづらい。
本当にこのままでいいのかと、最近は不安を感じてならない。
何か今までの経験を生かしてさらに収入が増えるようにならないか本屋でビジネス書を読み漁っている。しかし、起業となると怖い。何か良い方法はないか。
こんな感じでできる限りペルソナの感情面含めて表現してみてください。
顧客は何に困っているのか
先ほどは顧客の状況を詳しく書いてきましたから、次に拓也くん(このペルソナの場合)は何に困っているのかを明確化していきます。
少なくとも以下の項目を考えてみてください。
- 現在フルタイムの仕事をしているのか
- 社内の出世競争から抜け出して起業家になりたいと思っているのか
- 朝9時から午後6時までの仕事を終えて家に帰った後の2時間、自宅の一室で副業のブログを書いて〇〇になる方法を教えたりしているか?
- その副業はこれまでどのくらいの期間続けてきたか
- 本業に嫌気がさして副業をフルタイムの仕事にして自由になりたいと考えているか?
- 月曜の朝が来ると思い足を引き摺るようにして仕事に行っているか?
- 既にフルタイム起業家か、そうでなくても既に自分のビジネスを始めているか?
- そのビジネスは儲けはあるか?
- もっと稼ぎたいと思っているか?
- 借金はあるか?
- 好きな色は何か?
などなどです。自分に当てはめてみた場合でも、どきっとするような内容も入っていますよね。でも、一つ一つ考えていくと顧客の悩み事も明確になってくるのではないでしょうか?
どうすれば役に立てるか考える
次に、「その顧客はなぜそれを解決できないままでいるのか?」を考えていきます。
ペルソナが過去の自分だとしたら、あなたはその困った状態から抜け出した、問題を解決した先輩でもあるし、専門家でもあるわけです。
だとすれば、あなたは過去の自分に対して、「こうやればいいよ」というアドバイスができますよね。
おそらくアドバイス内容はたくさんあるはずです。できる限り細かく書き出してください。可能でしたらマインドマップなど使ってブレイクダウンしてください。
ぶっちゃけ、この役立てるアドバイスやノウハウを出せば出すほど、あなたの情報発信者の幅は広がりますし、情報提供の引き出しも多くなります。
一つのことしかアドバイスできないよりも、たくさんのアドバイスがあり、一つがダメでも違う選択肢を提示できるかどうか、というのも専門家の立ち位置として非常に重要になります。
もし、自分の過去の経験や強みを深掘りしたい方は、この記事の最後にあるバナーから無料レポートをダウンロードして「資産の棚卸し」を実践してみてください。
顧客が欲しいもの vs. 顧客が欲しいとあなたが思っているもの
ここまで書き進めてきても「本当にこれでペルソナは合っているのか」との疑念は拭えないかもしれないですが、一つだけこの疑念を解決し、顧客の欲しいものを提供する方法があります。それは、
直接顧客に何が欲しいか聞く
ということです。
身近なペルソナに聞いてみる
あなたの周りにペルソナに近い人がいれば、「どんな商品が欲しい?」とダイレクトに聞いてみるのもあり。人間関係が近い人であれば何が欲しいか教えてくれる可能性はあるし、教えてくれれば一気に成功への道は近づく。
アンケートをとってみる&可能ならスカイプ
TwitterやFacebookを行ってる人であれば、友達にアンケートを送ってみるのもあり。
- Googleフォームで何があったら現状が変えられるか
- こういう商品があったら興味があるか
- ぶっちゃけ何が欲しいか
などを聞いてみよう。そして、アンケートフォームに「スカイプ可能か」という欄を作っておいて、実際に話せる人がいればインタビューさせてもらおう。
想像するより、実際の顧客に話を聞くのが最短距離で進めます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事では、
- ペルソナをサクサク進めるためのコツ
- ペルソナを明確化するためのリストと粒度について
- ペルソナの困りごとを想像してみる
- ペルソナを助けるあなたのスキルやノウハウを洗い出す
- ペルソナの欲しいものを実際に確かめる方法
を解説してきました。
今回もかなりの作業がありましたが、全てこなすことができましたか?最後のアンケート作戦は少し勇気要りますが、人生一度ですから日和みしても何も得られませんし、あとで後悔することになります。
であれば、勇気を持って「こんなサービスを提供したいと思うんだけど」と発信してみましょう。まー、いろんな意見が来るかもしれません。良い意見も悪い意見もあるでしょう。それが起業です。頑張っていきましょう!
ここまで、自己分析とペルソナ設定をこなすことができたのなら、あなたが何を提供してビジネスをやるべきかイメージもついたことでしょう。
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引き続き頑張っていきましょう!ではでは!
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