こんにちは、井村尚弥です。起業ステップシリーズ第二弾です。
この記事ではビジネスをスタートするに当たって、本来あなたの経験やスキルを活かすために何をすべきかを明確にして確実にビジネスを構築する方法をお伝えしていきます。
- とりあえず儲かりそうなビジネスに手を出す
- セールスレターやメールに煽られて苦手なビジネスに参加し、大金を払ってしまう
- ”簡単に稼げる”という謳い文句を信じて稼げないツールを購入する
- 自分の得意分野、強みを分析せずに、ビジネスに参加して続かなくなる
- なぜ失敗したのかを分析せずに次々にノウハウを購入してノウハウコレクターになってしまう
- 好きでもないビジネスをやっていてモチベーションが保てないと感じる
- 今実践しているビジネスに少しでも疑問を感じているが放置している
この中で一つでも当てはまる点があれば、この記事はあなたのためのものです。
この記事でお伝えすることは以下の通りです。
この記事で学べること
- ビジネスをスタートする前に自己分析をする方法
- あなたの強みと弱みを自己分析する方法
- あなたのビジネスターゲットを明確する方法
最後まで読んでいただき、それぞれのワークをこなして、他人のビジネスに乗っかるのではなく、自分自身のビジネスを構築してください。
本記事の信頼性
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【ワーク1】ビジネスをスタートする前に自己分析をする
まず最初に、自分自身と自分のビジネスをしっかり見極める必要があります。具体的には以下の項目を考えていきます。ノートやEvernoteなどにアイデアベースで書き込んでいくようにしてください。
自己分析チェックリスト
- あなたはこれまで何をしてきたか
- その経験が今にどう繋がっているか
- これまでのキャリアでどんな大きな目標を達成したか
- 家族想いの人間か
- 仕事人間か
- 1日18時間喜んで働けるか、それとも同じことを6時間でやり遂げるか
- 楽しみにしている趣味は何か
どのような状態でも自分を過大広告することなく、ありのままに自然体で表現するために自己分析は必要になります。自分は何者かを明確にしていきましょう。
また、この起業ステップを順番にこなしていくことによって、最終的には以下の項目を明確にすることができます。
起業ステップで学べることと順番
- 自分は何者か(自己分析)
- 自分にとっての理想の顧客とは誰か(顧客分析)
- その顧客売るべきものは何か(商品戦略)
- それを売るためにどんなマーケティングが必要か(販売戦略)
- プライスポイント(顧客が買いやすい価格)はどこに設定するか(販売戦略)
以上が明らかになれば、磁石のように人を引き寄せるマーケティングができます。焦らずに着実にステップをこなすようにしてくださいね。
そのために重要な概念として、以下のことを自分の中に落とし込んでください。
ビジネス構築のポイント
- 理想の顧客を引き寄せる
- もともとあなたのレーダーに入るべきでなかった客層を除外する
一つ目の理想の顧客を引き寄せる、というのは自己分析や顧客分析をすることで自ずとできるようになります。しかし、2つ目は非常に重要です。
あなたのレーダーに入るべきでなかった客層を除外する
多くの人は全員に対してセールスして全員に購入してもらおうと勘違いしていますが、これは絶対にやってはいけないことです。
なぜなら、誰でも彼でも購入してもらおうとするとあなた自身がいろんな人に好かれようとするあまり、誰にも響かないビジネスを作ってしまう危険性があるからです。
全員にいいことを言おうとすれば
- 全員からそっぽを向かれます
- 商品も売れません
- ビジネスが構築できません
という最悪の状況に陥ります。
ぜひこの状況にならないように、ターゲットを絞っていきましょう。
Step1: あなたはこれまで何をしてきたか
さて、早速ワークに入っていきましょう。まず最初に行うのが
を整理することです。
これは最近の話に限らず、今まで生きてきた中で、
- 学生時代に熱中したこと、趣味
- 社会人になってから実践してきたこと
- 生きる上で学んだこと
- 生きる上で実践してきたことなど
を全部書き出すようにしてください。
ある方はこの工程を行うことで、趣味の競馬をビジネス発信し始めていますし、別の方は趣味の絵画をiPadで行いサービス提供して副収入を得ています。
この作業を行うときに一つだけ注意点があります。それは、
「お金をもらうレベルのことをやってない」と思うのは禁止
ということです。判断するのはあなたではなく、お客様です。お客様があなたのスキルを価値と感じていただければサービスや商品は売れます。ただ、それだけの話です。
あなたの思考がその邪魔をしないように気をつけながら、今までやってきたことを全部書き出してください。
Step2: その経験が今にどう繋がっているか
次に、その経験が今にどう繋がっているかを書きます。
例えば、先程の例で競馬が趣味の方であれば、
今は〇〇とソフトを活用して年間収支をプラス〇〇%にできている
というような感じです。
絵画が趣味の方であれば、
絵画展での絵の見方を会社の同僚に紹介して喜ばれた
とかです。
なんでも構わないので今までやってきたことが今にどう繋がっているか整理してみてください。
Step3: これまでのキャリアでどんな大きな目標を達成したか
この項は特にビジネスや仕事に関することです。
会社員の方であれば、何か大きな成果をあげたことを書き出すようにしてください。
副業経験者であれば、今まで最大いくらくらいの成果を出したかを書くと良いでしょう。金額の過多は自己判断せず、今までの成果を整理してください。あくまで金額の大きさを判断するのはお客様ですから。
また、仕事以外でも、絵画が趣味の方であれば、絵画コンクールで入賞したとか、言い値で絵を買いたいと言われたとか。
それ以外でも、結婚して幸せな家庭を築いてる、というのでも良いと考えています。今の時代、幸せな家庭を築くのは非常に難しくなっていますからね。
Step4: 家族想いの人間か、仕事人間か
この質問も非常に重要です。私はどちらかというと今は仕事人間ですね。さらに言えば、1日何時間でもパソコンに向かって作業できちゃいますから、明らかに仕事人間ですよね😅
Step5: 1日18時間喜んで働けるか、それとも同じことを6時間でやり遂げるか
これはどちらが良いということを判断するためのものではありません。もちろん、後者の効率的に仕組みを作れる人の方が良いですが、最初からその状態でなくても構いません。
今は時間を使って作業することができるのであれば、その延長線上に効率化は視野に入ってきます。
もちろん、最初から効率的な方はこれからもその視点を大事にビジネスを構築していきましょう。
Step6: 楽しみにしている趣味は何か
これもあくまで自分を知るための棚卸しですから、自分が本当に楽しめる趣味を書き出してみてください。多くても少なくてもどちらでも構いません。
【閑話休題】ビジネス成功の秘訣は「誰かのお気に入りになる」
ビジネス成功の鍵は「誰かのお気に入りになること」です。これは全てのビジネスマンに共通して言えることですね。
そのためには顧客から信頼を得る必要がありますが、信頼は脆いです。決して嘘を言ってはなりませんし、情報を盛ってもダメです。あなたの物語は正直に伝えなければならないわけです。
最終的には誠実さを持つ人が勝ちます。
テクニックを使って一時的にお金を稼げたとしても、金メッキが剥がれれば全てを失います。そんなビジネスは不安だらけですし、絶対にしないようにしてください。
唯一無二の存在になる:あなたらしいビジネスを築く
あなた(ユープレナー)が自分ブランドを構築するとき、「他と違う」ことが全てです。先のワークのように棚卸しができれば、そのままあなたらしさが出ますから、あなたらしいビジネスを構築できればそれがオリジナルになります。
逆に転売、アドセンス、アフィリエイト、仮想通貨、トレーダーなどは、そのビジネス自体であなたの個性を必要としません。
転売は小売りですから、単に商品を販売するだけでお客様には商品にしか価値を感じません。当然それがビジネスなんですが。
アドセンスもアフィリエイトも商品を紹介している人の顔は見えませんから、自分らしいビジネスにすることはかなり難しいです。
仮想通貨やトレードはお金を運用してるだけですから、投資であり、ビジネスにもなっていません。
そうではなく、着実にビジネスを構築するためには、自分の長所や強みは何か?を真剣に考えて今回のワークをこなすようにしてください。
【ワーク2】ユープレナー自己認識テスト
ワーク1ではあなたのこれまでの人生を中心に振り返ってきました。どちらかというとパーソナルな面での自己認識をしていただけたかと思います。次からは実際のビジネス面での自己分析に入っていきます。
このワークでは以下の2つのリストを作成します。
- 自画自賛リスト
- 現実直面リスト
長所と短所に向き合うワークになります。
紙を一枚用意して、真ん中に縦線を引いて左側に自画自賛リスト、右側に現実直面リストと書きます。その上で以下の項を読んでください。
「自画自賛」リスト
こちらは長所と向き合うワークです。
書籍に上がっている例として、仮にあなたが健康インストラクターとした場合、
- クライアントが抱える苦痛やストレスの要因を探り出す方法を心得ている
- クライアントの医療記録を見て、自分が指導する前後で何がどう変化したかを的確に読み取れる
- 運動、ストレス管理、瞑想など、新たな課題をクライアントが習慣化して行えるよう指導する力がある
というように、自分の強みを再認識するために、何ができるのかを明確化していきます。
普段仕事やビジネスをしながら、「私はこんなこともできるよなー」ということをバンバン書き出してください。
「現実直面」リスト
次に現実直面リストです。先程の自画自賛と違い楽しくありませんが、非常に重要なので絶対にこなしてくださいね。
ここでは「得意じゃないこと」を書くようにしてください。
- デザインが苦手
- セールスコピーが苦手
- 動画編集が苦手
など自分が得意ではないなー、というのがあれば書き出します。この書き出す意味は、現実直面リストに大きな時間をかけないことができる点です。
つまり、デザインが苦手であれば、外注すればいいだけです。クラウドワークスやココナラでお金を払ってデザインして貰えばいいだけです。
浮いた時間であなたの得意な自画自賛リストに書いた行動に使えばいいんです。
時間は誰でも平等に24時間しかありません。であれば不得意で時間がかかり、品質も落ちるような仕事はお金で解決した方がビジネスは進むよということです。
あなた自身をしっかり定義してこそビジネスは進む
自画自賛リストと現実直面リストを書き出したことにより、あなたの得意な分野、苦手な分野が明らかになったと思います。
このリストはあなた以外誰も見ませんから、正直に書いて自己認識してください。この作業をやるとやらないとでは、数年先のビジネスで大きな違いが出ます。
また、途中で違うビジネスに走ってしまうような危ない場面を事前に回避してくれます。できれば1週間くらいかけて整理してみてください。
【ワーク2】自分のビジネスの追悼記事を書く
こちらが最後のワークです。
自分のビジネスの追悼記事・・・って。。。と思われたかもしれませんね。しかし、かの有名な「7つの習慣」でも自分の追悼文を書くというワークがあります。要するに、
終わり(ゴール)を思い描く
という作業になります。
ゴールが明確になっていれば、そのゴールに向かって毎日少しずつ進むことができますが、ゴールがないとあっち行ったりこっち行ったりでなかなかビジネスは構築できません。運が悪ければ大金を失うことになります。
そうならないように、以下の追悼記事を書いてください。
- ビジネス稼働時には毎年いくら稼いでいたか
- 何人の人生を変えたか?
- どのように人生を変えたか?
- あなたの商品やサービスを利用した人々は、その時どう感じたか?
では、詳細を説明していきます。
ビジネス稼働時には毎年いくら稼いでいたか
いきなり生々しくなってきましたね😅
もちろんビジネスをするわけですから、毎年いくら稼ぐのかは明確にしなくてはなりません。毎年正月に書いても忘れるように、常に忘れないように追悼記事として稼いだ金額を明記してみてください。
また、どこかでセミリタイアというのも書いてもいいかもです。
何人の人生を変えたか?
これも結構重要です。
アドセンスやアフィリエイトと違って、ユープレナーは自分ビジネスとして直接顧客に価値を提供するビジネスを構築していきますから、顧客一人一人と向き合うことになります。
まだやってないことを過去形で語るのは少し違和感を感じるかもしれませんが、脳は現実と仮想の区別ができません。しかも、それが過去形となれば、その現実を引き寄せるために働いてくれると言われています。
どのように人生を変えたか?
次に、「どのように」の部分を書いていってください。これも先ほどと一緒ですね。過去形でできる限り明確にあなたのサービスが顧客を変えたかを書いていきましょう。
あなたの商品やサービスを利用した人々は、その時どう感じたか?
これも結構重要。自分の商品を自分で購入したことないですからわからないと思いますが、その場合はあなたが他の人の商品を購入したときの気持ちを思い出してみてください。
- 購入したときの感情
- 購入してサービスを利用してから感じたこと
これらをイメージできるようになると、セールスにもつながりますから、絶対に手抜きせずにこのワークも完了させるようにしてください。
お疲れ様でした。自己認識完了です。
最後までワークをこなしていただきお疲れ様でした。
実際にやってみてどうでしたか?
自己認識チェックリスト
- 自分とはどんな人間なのか
- 何ができるのか
- 何ができないのか
が明確になりましたか?
さらに、ビジネスの追悼記事を書くことによって、どれだけ多くの人にあなたが影響を与えることができたのかイメージできましたか?
追悼記事チェックリスト
- ビジネス稼働時には毎年いくら稼いでいたか
- 何人の人生を変えたか?
- どのように人生を変えたか?
- あなたの商品やサービスを利用した人々は、その時どう感じたか?
この辺はまだ起こってないことにも関わらず、これが実現したら本当に嬉しいなという感覚になれれば、一歩前身という感じです。
明日から毎日ビジネス構築に邁進していけます。
では頑張っていきましょう!
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